今回は、現在演奏家として活動させて頂いている僕が、2歳からヤマハ音楽教室を14歳で辞めた体験談になります。
音楽教室に行って良かったこと・大変だったことなどをお話させて頂こうと思います。
これから、自分の子どもに音楽の習い事をさせようか迷っている方・現在通っている方はぜひ参考にしてみて下さい(^^)
※あくまで個人的な見解です。(笑)
【体験談】2歳から通い続けたヤマハ音楽教室を14歳で辞めたお話
通いはじめたきっかけは?
2歳の時に自分の口から”音楽をやりたい”といったそうです。(記憶なし、母の証言)(笑)
当時から流れてくる音楽に合わせて叩くのは好きでした。
元々、家族内でも楽器を演奏する父や兄がいたので、その影響もありそうです。
何の楽器?
通い始めたころはグループレッスンでリトミックのようなものから始まり、4歳くらいからはエレクトーンを習い始めました。
まだ幼い頃は身長が小さいので、エレクトーンのペダルは足が届かないので、右手や左手だけの練習を中心にしていました。
楽譜を覚えたてでも弾けるようなテキストで、毎週行くのが楽しみでした。
何がきっかけで辞めたの?
10歳の頃にエレクトーンの教材を更にレベルを上げるには、エレクトーンの購入が必要といわれました。
その頃は、手足も使って演奏していましたが家にエレクトーンが無いため、足のパートはレッスン時間で練習していました。
あと、エレクトーンはピアノと違い鍵盤が3段構造になっています。
そのため毎週エレクトーンに通っても、楽器に慣れず曲の進み具合がとても遅くなりました。
練習はしたいものの楽器であまり練習も出来ず、段々サボり癖も身に着けました。(笑)
その結果、エレクトーンを習うのを断念しました。
家には電子ピアノがあったので、そのタイミングでエレクトーンからピアノに切り替えて中学2年生まで続けました。
【音楽教室に通って良かったこと】
ざっくり自分の経験談を基に音楽教室に通って良かった事をまとめると・・・
良かった点
・音楽の授業に困らない
・友達が増えた
・音楽に合わせて何かをするのが好きになった
・今でも音楽を好きでいられること
当時の経験を踏まえて説明していきます。
・音楽の授業に困らない
小学校に入学して音楽の授業がスタート。
いざ授業が始まっても音譜を読めたので苦痛ではなかったです。
わからなければ苦痛そうにしてる子もいたので、その点習ってて良かったかもと思いました。
授業には楽しく参加してました。
・友達が増えた
音楽教室でグループレッスンをしていた時、他の保育園のお友達が出来て
同じ発表会などを経験することで仲良くなった記憶があります。
同じ好きな音楽で友達ができる最初の体験でした。
・音楽に合わせて何かをするのが好きになった
音楽教室に通いはじめた頃、音楽に合わせて踊ったりと楽しくしてました。
音楽を通して”遊ぶ”という感覚が身につき、音楽を聴いて怖がったり、楽しくなったり
心を動かされるようになったと思います。
特に、僕は弾くより叩くほうが好きでCMに合わせてクッションを叩いてました(^-^)
・今でも音楽を好きでいられること
これは人によりますが、僕は今でも音楽を聴くのも演奏するのも好きです。
そのきっかけになった音楽教室にはありがたいなと思ってます。
中には、苦痛になる人もいるでしょう。それはそれで良いと思いますが・・
音楽は人の心をも動かす不思議なパワーが秘められていると思います。
そこに小さい頃から触れられたことで今も魅了されている気がします。
【大変だったこと】
次に大変だった点をまとめてみました。
・エレクトーンが練習できない
・毎週の宿題がこなせない
・部活との両立の難しさから14歳で辞めた
・親も大変 《送り迎え・月謝etc》
大変だったこと
・エレクトーン練習できない
10歳の頃、エレクトーンを習っていましたがこれ以上のレベルに進むときは購入が必要!と言われました。
ピアノと違い、鍵盤は上・真ん中・下とそれぞれ分かれているので
当時使ってた電子ピアノでは歯が立ちませんでした。(笑)
段々と難しくなり、家庭での練習が必要とのことでしたが何十万もする楽器を親に頼めず・・・
一生やるつもりなら買ってもらえたかもしれませんが、小3から始めた打楽器にハマった事もありピアノに転向しました。
・毎週の宿題がこなせない
ピアノに転向してから、エレクトーンとは全く曲調の違うジャンルで驚きました。
エレクトーンはどちらかといえばポップス寄りで、ピアノはクラシックの基礎から!
という感じでした。
10歳くらいから段々とクラシックの基礎練習するのが面倒くさくなりました。
恐らく、エレクトーンから入ったことでピアノの楽しさを当時は見いだせなかったのでしょう。
・部活との両立の難しさ 14歳で辞めた
中学校に入り吹奏楽部へ入部。
より打楽器にのめり込み、ピアノがつまらなく感じてしまいました。
というより、何のためにピアノをやっているんだろう?と思い始めました。
当時の先生は色々工夫して教えてくださいましたが、ドラムへの熱が急上昇しておりました。
ピアノも毎週中途半端に通ってしまってたので、思い切って辞めることに。
・親も大変 《送り迎え・月謝etc》
幸いにも子どものやりたいことには応援してもらえる環境で育ちましたが、
今振り返れば親も大変だったろうと思います。
毎週決まった時間の送り迎えや、毎月1万円ほどするお月謝など・・・・
今思えばサボったりしてた当時の自分に、親のありがたさを言ってやりたいです。(笑)
まとめ
以上が、【体験談】2歳から通い続けたヤマハ音楽教室を14歳で辞めたお話【良かったこと/大変だったことetc.】
の記事になります。
結論、音楽教音室に通わせてもらえて良かったなと思います。
通ってた当時はプロになりたい!とか全く思いませんでしたし、その為に通ってた訳ではありません。
しかし、今演奏家として活動するいま、その時の経験があって良かったと思います。
幸いにもエレクトーンの経験がドラムの手足独立に繋がってるような気もします。
習い事は家庭と本人の気持ちと相談しながら取り組んでみて下さい(^-^)
本記事が一つの体験談として参考になれば幸いです。
最後までご覧くださりありがとうございました。
小西 史紘